2008年07月22日
世界最南限のイワナ「キリクチ」を求めて
キリクチは現在では奈良県の十津川水系のみに生息するヤマトイワナの地域固体群あるとされることが一般的だが、
IUCN レッドリストでは独立種としての学名(Salvelinus japonicus)を与えられる(通常は(Salvelinus leucomaenis japonicus)とするのが一般的だ)世界最南限に生息する貴重なイワナだ。
現在では十津川水系の川迫川の各支流および川原樋川の源流弓手原川にきわめて少数のものが残存しているに過ぎない。
十津川水系の川迫川・神童子谷・支谷「犬取谷」の地図;
詳しい地図で見る

犬取谷の一の滝を上部から見下ろす。
この滝より上流がキリクチ生息域だ。


二の滝。
キリクチが潜んでいると思われる大きな淵だ。
残念ながら全く反応はなかった。

陰険なゴルジュを越える。
犬取谷源流部はゴルジュを滝の連続だ。

さらに源流部でキリクチを発見。
人の気配に気が付いたのかすぐに隠れてしまった。
※犬取谷に入渓するには沢登りの装備が必要です。








IUCN レッドリストでは独立種としての学名(Salvelinus japonicus)を与えられる(通常は(Salvelinus leucomaenis japonicus)とするのが一般的だ)世界最南限に生息する貴重なイワナだ。
現在では十津川水系の川迫川の各支流および川原樋川の源流弓手原川にきわめて少数のものが残存しているに過ぎない。
十津川水系の川迫川・神童子谷・支谷「犬取谷」の地図;
詳しい地図で見る

犬取谷の一の滝を上部から見下ろす。
この滝より上流がキリクチ生息域だ。


二の滝。
キリクチが潜んでいると思われる大きな淵だ。
残念ながら全く反応はなかった。

陰険なゴルジュを越える。
犬取谷源流部はゴルジュを滝の連続だ。

さらに源流部でキリクチを発見。
人の気配に気が付いたのかすぐに隠れてしまった。
※犬取谷に入渓するには沢登りの装備が必要です。





Posted by フリーライドアングラーズ at 13:04│Comments(2)
│北海道フライフィッシング編
この記事へのコメント
間違っていたらスイマセン
確かキリクチは、奈良県の天然記念物に指定されていて
周年禁漁ではなかったでしたっけ?
ここはOKなんでしょうか?
確かキリクチは、奈良県の天然記念物に指定されていて
周年禁漁ではなかったでしたっけ?
ここはOKなんでしょうか?
Posted by さすらい人 at 2008年07月22日 14:36
こんにちは。
キリクチの保護状況はややこしいのですが、
吉野郡野迫川村弓手原弓手原川本流川瀬谷と吉野郡天川村大字北角内弥山川白河八丁より上流全域のキリクチが奈良県の天然記念物に指定されています。他にオソ小屋谷のキリクチは永年禁漁となっております。
看板が立っているのですぐにわかります。
現在、キリクチ生息地で唯一釣りができるのが神童子谷の支谷・犬取谷です。
下流部の神童子谷は釣人のメッカですので立ち入り禁止や釣り禁止などは難しい状況でしょう。アマゴだけ選んで釣ってくださいというのも無理ですから。
どちらにしろ数が少なく貴重なイワナなので実は釣るつもりはありません。
観察しに行っているような感じです。
キリクチの保護状況はややこしいのですが、
吉野郡野迫川村弓手原弓手原川本流川瀬谷と吉野郡天川村大字北角内弥山川白河八丁より上流全域のキリクチが奈良県の天然記念物に指定されています。他にオソ小屋谷のキリクチは永年禁漁となっております。
看板が立っているのですぐにわかります。
現在、キリクチ生息地で唯一釣りができるのが神童子谷の支谷・犬取谷です。
下流部の神童子谷は釣人のメッカですので立ち入り禁止や釣り禁止などは難しい状況でしょう。アマゴだけ選んで釣ってくださいというのも無理ですから。
どちらにしろ数が少なく貴重なイワナなので実は釣るつもりはありません。
観察しに行っているような感じです。
Posted by フリーライドアングラーズ
at 2008年07月23日 12:25

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |